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我が家の地震対策についてちょっと真剣に考えてみる②

さて家の中はログハウスなので大丈夫として、次は近隣である。

例によって今できていないことは赤字 出来ていることは青字で記入していく。

家を出る前に確認しときたいことは「電気のブレーカー」「水道」である。

「電気のブレーカー」は停電しているなら間違いなく落としておきたい。 親ブレーカー・子ブレーカともにだ。 停電復旧時にもし家電製品や、屋内配線に損壊があれば出火するからだ。 復旧時はまずは親を入れ、次に照明関係、そして部屋ごとに入れてゆきたい。 出来れば入れるときにその場所(部屋)に音を聞く人がいることが望ましいだろう。

ちなみに子ブレーカーを入れていく段階でもしブレーカーが落ちたらそのブレーカーにつながっている機器が原因であることが多い。 例えばキッチンに、冷蔵庫・電子レンジ・食洗器・炊飯器が繋がっているとしよう。 そしてキッチンを入れたとたんにブレーカーが落ちるならこの4機器のコンセントをすべて抜く。 そしてもう一度ブレーカーを入れて、大丈夫なら屋内配線ではない。 そして機器を順番に出来れば3分おきぐらいに入れてゆきまたブレーカーが落ちたならその機器が故障ということになる。

「水道」の確認は先ほどの風呂の水を止めることと、 濁り水の確認だ。

この確認が終わったら近隣の様子を見るのだが、この時点では出入り口の確保はしておきたい。 余震で家の戸が開かなくなることがあるので万が一の進入ルートは考えておこう。 不在にしないのであれば開けておくことも頭に入れておく。

外へ出るときには「ヘルメット」「作業用手袋」「懐中電灯(ヘッドライトのほうが良い)」が必要。これは家の場合庭先にDIYや釣り用に置いてある。

「ヘルメット」は都会の場合ならもちろん上からの落下物に気をつけなきゃいけないし田舎でも倒壊家屋の中をのぞくことがあるかもしれない。そこに「ヘッドライト」が付いていれば使いやすいし、 外せば懐中電灯にもなる。 「作業用手袋」も必須であろう。 阪神淡路大震災の時はすべて用意してなかった。

そして近隣を回るときに頭に入れたいのは広い意味での圧死だろう。津波による溺死や火災による焼死でも、何かに挟まれて動けなかった人が多数いたはず。

このときあれば便利なものはたくさんあるが、 「パンタジャッキ」があれば大抵のものを持ち上げることができる。 普通の車載でも車を持ち上げることはできる。 同じことをてこの原理でやるには5mぐらいの棒が必要になるはず。「パンタジャッキ」ならなにかを挟むことができれば高さは調整もできてしまうので便利なはず。

パンタジャッキはホームセンターなんかでも買えるであろうが、車の整備工場なんかに行くと結構タダでくれるのでありがたい。家にもDIY用に3つある。

住宅の重さは木造で0.5t鉄筋コンクリートで1.5tが㎡あたりだそうな。(一階当たり)これならパンタジャッキで人ひとり挟まっている状態も何とかなるケースがあるんじゃなかろうか。

そして火事。「消火栓」があるならホースもあるはずなので躊躇せず使いたい。会社での消火訓練とかで使ったことある人ならわかるだろうが一人ではまず無理。水を出すときはホースを二人で支持しよう。 消火器もあるなら「毒」ではないので目だけつむらせて躊躇せずに使いたい。うちの近所には消火栓は消防用のマンホールタイプしかないので動力噴霧器や水中ポンプやポンプを持っている農家を探すのが賢明だろう。井戸がある家も把握しておきたい。

まずはここまでを避難指示などの情報を気にしながら対応していきたい。

これでいったん命の危険は落ち着くはずだ。次は情報を手に入れて心を落ち着かせよう。

ほなまたね

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