発電機で停電でも家の照明や冷蔵庫をつける

  • 2018.09.20
  • DIY
発電機で停電でも家の照明や冷蔵庫をつける

※なんだかたくさんの方が見てくれている記事なので加筆修正しました。あわせてこちらも参考になれば。「大型直撃台風と停電三日間 そしてモバイルバッテリー」「夏の停電対策と台風一過の後片付け」

いろいろ工夫はしたのだがやっぱり電気がないとさみしい。
電気が三日ぶりに通ってテレビを見るとすでに関空や北海道地震の報道にマスメディアは集中し
和歌山の被害状況なんぞちっとも報道されていない。

そして停電もぎりぎり三日持ちこたえることはできたがやっぱり停電が発生しても通常の生活は確保したいものである。

明かりは何とかなる。

明かりは何とかなるだろう。 ただし災害に備えての懐中電灯などの備蓄を前提として。 ロウソクも意外と明るく楽しかったし、 そして寒暖も服装や工夫でしのげるかもしれない。

人類はそもそも電気が生まれる前からそうしてきたのだから。

モバイルバッテリーは必須。

ただ電気を使うものは困る。 USB機器(スマホ含む)はモバイルバッテリーがあったおかげで何とかなったが一番困るのは冷蔵庫。
郊外の我が家は停電だとしても、街中は通常に戻りつつある。 ゆえに仕事があるわけだ。

そして妻の仕事は災害が発生すると余計に忙しくなる仕事だし、私とて多少忙しくなる。
やはり普通の生活がしたい。

発電機はインバーター制御のものを。

家庭での発電機を利用した方法は自己責任になるが簡単にできる。

思い出したのが以前訪れた牛舎である。 非常用に発電機を常備していたが、それをコンセントにつなぎ逆流させていたのだ。 それで照明や大きな扇風機を回していた。 引き込みのブレーカーさえ落としてしまえば逆流しても宅内は使える。

停電時には冷蔵庫だけでも動かしたい。 ついでにモデムとパソコンも動けば言うことなし。今回は停電にもかかわらず光ケーブルで信号は届いていた様子。 でもエアコンとエコキュートと電磁調理器はあきらめよう。 扇風機やストーブ。 カセットコンロに頑張ってもらいたい。

やりかたは簡単である。 発電機を動かし、家のブレーカーの主幹を落としオスとオスのコンセントを作って発電機と家のコンセント(どこでもよい)をつなげるだけである。 そうすれば電線からでなく発電機から家の電線に電気が流れる仕組み。 主幹を切らないと電線へ逆流するので意味がない。 一戸建てなら外で発電機を回して屋外コンセントにつなぐ。

自己責任なので発電機からドラムリールで延長してもよい。

我が家でシミュレーションしてみよう。まずは主幹をOFF。 そして200Vになっているエアコン・エコキュート・IH調理器もブレーカーをOFF。 そうすればあとは100Vなので発電機で使える。

最初は発電機なら何でもいいかと思っていたがどうも違うようだ。 ここで気をつけたいのはインバーター発電機がいるかどうかでになってくる。 難しい説明になってくるが電気にもいわゆる「質」というものが存在し、質の悪い電気を流すと使えないどころか壊れてしまう家電が存在する。 今時家電製品を結婚とかでそろえたならほとんどのものがインバーター発電機でないと不安だろう。 うちの場合でも不安にならないとすればDC電源の製品と照明やシーリングファンくらいかもしれない。

一番のメインは冷蔵庫とパソコン(WiFi)なのだからインバーター発電機は必要になってくる。

次は電力になる消費電力は〇〇w発電機の出力は○○VAで表示されているが1W=1VAと理解してOK。

どの家でもほとんどのコンセントは1500wなので1500VA(もしくは1.5kVA)以上の出力を備えたい。

これで冷蔵庫も動くはず。 オスオスコンセントの自作は臨時なら普通の延長コードでもギリギリいいだろう。常備するなら太さもそれなりのものを。

1500VA以上のものを

インバーター式で1500VA以上が購入の基準になるのだが、これまた5~20万円までピンキリである。

少なくともこれが欲しい。

もっと言うとこれが欲しい。

現在奥さんと銭闘中である。

ほなまたね