くくり罠が様々なネットストアから出ています。 ただ調べていくうちに中国のサイトにも同じ商品があったりします。 そもそも中国からの輸入品なのか? 中国がコピーしているのか? 金型から流出したのか? まあよくあるパターンだと思います。 それに国内のサイトでも似たようなものが違う名前で売っている? いったいどこが本家なのでしょうか?
いろいろややこしくなってくるので私が今信頼しているトコロを備忘録としてメモ。
まず1代目くくり罠とかは今は新4代目まで出ています。 他の販売サイトで違う名前で販売してたりしますがよく見ると見抜けます。ここでは、比較的わかりやすく並んでいるレッドハットでメモしときます。といってもここが本家と言っているわけではありません。 でも対応は全然悪くありません。 むしろ質問にも丁寧に答えてくれます。 最安ではありませんが、品揃えと信頼性ではおすすめします。
ここでは「◯代目くくり罠」系の説明をしていきたいと思います。 どのお店でもなかなか売れているようで、私の周りでも使っている人が多く、高評価です。シリーズによってちょっと…みたいなのもあるので紹介しておきます。
トリガーとなる「踏板」のほう、まず1代目(初代)は、落とし穴踏み込み式なので除外。悪いことはまったくないのですがわざわざ購入候補に上げるメリットはありません。 2代目は新旧あり。 新型のほうが踏板が分厚く割れにくくなり、糸を通す穴が空いている。穴に糸を通して跳ね上げ部分と丈夫な釣り糸などで繋いでおくことでおくことで紛失しにくい。繋いでおかないと7割位の確率で踏板が、たまに跳ね上げ部分もほんとになくなります。旧型でも穴を開けましょう。二つが繋がっているとなくなる確率はぐっと下がります。 新旧踏板は互換性があります。 内輪ではこの2代目から、「ワイヤー跳ね上げ式」 「ワイヤージャンプ式」がメジャーになった感じ。無理やりバネを垂直に埋めてっていうのもありましたが。 前にも書きましたがこの方式が、くくる位置も高く、穴も浅くて済みます。 他サイトでは2代目は、Xジャンプ式、Wジャンプ式、X式などの呼称あり。 中華サイトでも販売している。
3代目も同じ方式。ワイヤーを飛ばす部分が進化している。 2代目は罠全部が一緒に飛んでいってくくる感じだったが、今度はワイヤーだけ飛ばす感じ。踏板も無くならない。(ただ穴は開けて糸でつなぐほうがよい。かかった獲物が暴れて蹴ります。)締め込みスピードが上がっている。 一番締め込みスピードが早いのは1代目の落とし穴踏み込み式だが、それに匹敵し、更に高い位置を狙うためこの方式が今のところ最強だろう。 3代目にも新旧あり。新型は台座一体型とされているが、じつは落とし込み部分の枠が一体型という方がわかりやすい。一体型はジャンプ式のいいトコロをスポイルしている。 穴を掘らなくてもセットできるのが利点なのに結局一体型だと掘らなくてはいけない。3代目を買うなら旧型が良い。
4代目も同じ方式だが跳ね上げるためのバネが変更。つけやすく引っかかりにくくなった。これも新旧あり、新型の方は①ワイヤの取り回しが違う。既存のものは横溝部分に沿わせる感じであったが、今度は縦溝にも沿わせる感じ。 この縦溝が狭く加工しないと「締付防止金具」をつけることができない。 中華製はよく締付防止金具自体が付いていないこともあるようだがその流れか? そして②踏板が爪楊枝調整ではなくバネ方式になっている。 蝶ネジの締め具合で感度調整をする。なかなか良くできている。 新旧選びは加工ができるかできないかで決めると良い。加工と言っても小さなノコギリとヤスリがあるば十分だが。
今のところ4代目の新型が一番よくできている。 ただしコスパなら二代目あたり。二代目と4代目でどれほど違うのかといえば猟果はさほど変わらない。修理のしやすさも古いほど良いのでここにお金をかけるなら、押しバネをステンレスタイプにしたほうがいいだろう。
この◯代目シリーズはどれをとっても補修部品が潤沢に売っていて、アマゾンでも楽天でもYAHOOでも売っているので好きなところで探せばいいと思う。◯代目の数字が違っていたり、新旧の記載がなかったりするのでここの特徴で調べてもらえばいいでしょう。
全般を通じて、そんなに世間に流通しているものではないので全体的に作りが甘いのは仕方がない部分もあるかもしれない。 よくあるのは、踏板の引掛け部分がスカスカで引っかからない→熱湯につけてペンチで曲げて修正する。 そして、バネが硬くてセットできない→ペンチなどでバネをゆるくする。(ただしこれはくくりスピードとトレードオフになるので慎重に)
まあよくできて、安価で、情報も多いので使いやすいシリーズには間違いありません。
ほなまたね