では押しバネ編です。 作りません。買います。 作ったほうが少しだけやすいと思っていたのですが、最近押しバネの格納部分がステンレスタイプのものが出てきて考えが変わりました。商品写真をよく見るとわかるのですが、ステンレスの筒にL型の金具がついています。これで格納状態(バネを縮めた状態)でロックができて、その後踏板にセットできるので楽なのです。 今までは踏板に掛けた罠を作動しないように抑えたり、中板を抜いた状態で結束バンドでロックしながら、押しバネを格納してその状態で締付ネジをムググっとしていましたが、これに変えてから押しバネセットしてロックする。あとは踏板にクルッと回して締付ネジを付ける。力仕事がほぼなくなりました。 持ち運びの際の暴発もまったく気にしなくて良くなりました。そしてなにより頑丈。
個人的には押しバネで消耗するところは、格納部分の塩ビパイプの破損、そしてバネの歪み。あと押しバネのストッパーの蝶ネジとシャックルのネジの紛失です。
塩ビパイプ部分は中型以上の猪がかかるとほぼと言っていいぐらい壊れます。その部分だけ二重にしてみたり、FRP を貼ってみたりしましたが意味もなく。 それが壊れなくなる(今のところ)のは本当にありがたい。 そしてこの両引にしたことでバネの破損も軽微になりました。 なぜかはわかりませんが一本の太いバネが分割して二本になったこと。 そして獣に近い部分が細く柔らかいバネになったことでゆがみにくくなったのかもしれません。 二本になっている理由は訝しんだのですが、罠の作動スピードと、格納部分のコンパクト化に寄与していると思います。
この「パイプが壊れない」「バネがゆがみにくい」二点だけで買いです。ランニングコストは安くなるし、修理労力も格段に減ります。いちいちワイヤー切ってどんどん短くしながら修理するのって意外と苦行です。 買増していきながらゆくゆくは全部入れ替えていこうと思います。 ただ気になるのは少しバネが強すぎること。 太い方のバネを伸びた状態で見た目5cmほどカットしてから使っています。 個人の力量に合わせてカットすればよいかと思います。
そして、期待しているのは押しバネのストッパー。いまのところ蝶ネジで罠を固定するのが基本かと思いますが、仲間内で「日本一罠の安い店」にあるワンウェイストッパー。 すごく便利に見えたのですが、最終的に中が錆びて使い物にならなかったとのこと。 それを聞いた方が
あとはシャックルのネジ。先程の蝶ネジと一緒で草むらや枯葉、腐葉土の上で落とすとよう見つけません。 カラビナで代用しようと思いましたが強度をシャックルに合わせて買うと値段が10倍変わってきます。 なので今は、
これのM6サイズにどんどん交換していっています。耐荷重はM6で300㎏。ステンレスなので錆びません。徐々に既存のシャックルと入れ替えていってます。
この部分くくり罠をやっていくうえで修理交換を頻繁にしていく長いおつきあい部分なのでなるべく労力を減らしたいですね。
ほなまたね