中古ログハウスのチェックポイント (薪ストーブ編)
さあ身も心も英気を養い内覧編の続きです。
意味:何事かに取り組むための活力を蓄えること。元気をつけること。休養や美食などを勧める際などに言うことが多い。
【薪ストーブ】うんちくについて語りだすと止まらなくなる人が多いでしょう。
ここでは薪ストーブは要るのか要らないのか?を先に考えたほうがいいと思うます。
実際に住んで使ってみた感想です。
【薪ストーブのデメリット】
1 薪がいる。まあ当然だわな。うちでいうと一番寒い月で0℃~10℃ぐらいのマイナスにはめったにならない地域。ストーブを焚いている時間は平日17時~23時、休日6時~23時という感じで縦横2m奥1mの薪棚満タン使いました。ネットで最安値で買ったとするとおそらく送料込み8万円ぐらい。冬場ず~っとエアコンで賄うとするとおそらく+8万円ぐらいだったでしょう。薪の量はtだったり㎥だったりしっかり乾燥しているかだったり樹種だったりで変わりますからあくまで参考ですが。アバウト計算ですが比較的温暖な地域でそんなものです。おそらく日本全国どこでも暖房料金=薪料金ぐらいかなと。需要があるところは通販じゃなくても宅配があるだろうし。あとは薪が安く手に入る環境と労力です。薪がたやすく入手できる環境にあればいいんですが。だから家だと苦労しただけお金が浮く感じですかね。
ちなみに自分で準備できないときや、今シーズンあとちょっとって時には買ってます。多分最安。
キロ75円ぐらいが箱詰めの宅配便の最安。
アロー便とか使うとキロ60円まで下がる
ここは保管場所と体力の問題。箱なら運んでくれるしアロー便なら玄関先にガラガラポン。
2 薪棚が必要。薪ストーブついてても薪を置くとこありますか?畳二枚分ぐらいは必要です。
3 掃除が大変。はい大変です。一年に一回ね。でも煙突を工夫すればらくちんになります。
4 メンテナンスにお金がかかる。ん~きっと長い目で見れば安上がり。買う機種にもよる。
【薪ストーブのメリット】
冷静に感情抜きで考えると文明機器のエアコンにかなうとこなんてありません。
ただ「心地良い」のは事実です。感情を入れた+αで語るなら、
・妻や子と薪集めに行くのも楽しい。うちは裏山からいくらでも取れます。
・単純に火を触るのも見るのも楽しい。本能でしょうか??
・見た目がいい。お客さんは大喜び。
・冬は加湿とお湯がタダ。加湿追いついてない気もしますが。
・煮込み料理も焼き芋も楽しい。火力調整によく失敗しますが。
って感じでほんと心の問題。絶対エアコンとの共用が良いと思います。冬場のゆっくりできる週末だけならとってもいいんじゃないでしょうか。暖房費と薪代トントンと考えると気楽に使えます。
忘れてた【最大のデメリット】は室内室外ともに2畳分以上のスペースです。
そして忘れちゃいけない【近所からの苦情】これは不動産屋ではなくお隣さんピンポンして聞きましょう。
それでも欲しい!って思ったあなた。さあチェックはこれからです。
二重煙突やら、二次燃焼がいいやら。まあそこはお任せしますよ。
ログハウスについてるなら本体は好きなもの買いなおせばいいし。煙突も屋根、壁の工事が
終わってるなら自分で入れ替えれるし。気をつけなきゃいけないのはやり直せないもの。
火事に直結するもの。
「炉台」あのストーブが乗っかているレンガとかのやつね。取り外せそうなものならともかく
普通は動かせない。炉台のチェックは、
①壁面と炉台の間に空気層はあるか? あれば合格きっとほかのとこまでばっちりでしょう。ここに気を使ってあるならプロの仕業です。もしなければストーブと炉台の距離が60cmは空いているでしょうか。もし炉台すらないなら壁とストーブは1m離れていますか?
②炉台の位置で煙突位置も決まってくるでしょうが壁から15cmは離れてつけられていますか?最低限です。あとは煙突がシングルなら二重に替えましょう。シングルのままなら45cm必要です。
この二点さえあれば最低限「家事を防ぐ準備」はできています。
あとは煙突の家屋貫通部分の雨漏りチェックでOKです。
ほなまたね
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