グランドカバーにクラピアを使ってみた。

グランドカバーにクラピアを使ってみた。

いつかは芝生の庭に住んで子供をはだしで遊ばせたい・・・

そんなこと思ってる世のお父さんは多いはず。 私も当然考えていましたがやっぱりいざとなると苦労が多いことが知識として入ってくるわけです。 まあ芝生管理の大変そうなこと。 そこで気になっていたクラピアを一株試してみましたアツマルでございます。  結果から言うと大正解。

クラピアの良いところ。

・芝生と違って低コスト。(一株から無限に増える本気出せば畳一枚分1か月だ)

・芝刈り→要らない。芝生と違って管理は踏むだけ(ふんわりさせたいなら踏まない)

・水やり・目土入れ・肥料・エアレーション・スライシング→要らないと思う。

なんかよくわからない用語も調べれば出てきたが要はいらない。 芝生みたいにしたいならなるべく踏めば密度濃く背丈も低いし、 ふんわり樹木の下草にしたいなら放置。(それでも高さは10cm無し) 壁面に垂らすこともできる。(今のとこ最大80cmぐらい) そして小さいかわいい花が咲く。 いいことばっかり書いてみたが私は芝生育てたことありません。 めんどくさそうだったので。

じゃあクラピアを芝生みたいに庭に敷き詰めるのはどうすればいいのって話なんだが、 まずは植えるとこの手入れをしましょう。 石ころがあっては芝だろうがクラピアだろうが痛いです。土壌はそんな気にしなくていいかもしれません。

無限増殖の増やし方としては日当たりのいいとこでプランターで増やしていきます。 いい状態の肥料と水やりこれでいくらでも増えていく。 まずは届いた一株を三等分して植えていく。 大きさによっては四等分でもいいかもしれない クラピアは丈夫なので大丈夫。 するとどんどんランナーが伸びていくので、伸びたとこは小石なんかで抑えて土に着くようにしておく。 そうするとランナーにいつの間にか根っこが生えます。 この根っこが生えたとこを切ってクラピアを広げる予定地に植えていく。 ここ大事 根っこが生えてない部分で差し芽をすると時間がかかるし定着率も悪い。

直径30cmぐらいには一か月かからずに増えるので、 植えるときの注意点としては「一週間程度の水やり」「まめに踏む」の二つだけ。 「まめに踏む」っていうのは一日一回ぐらいで良いんだが、 刺激で根の生える部分が増えたり、 葉っぱが小さめになって密度が濃くなり雑草対策になる感じだ。 この時伸びたランナーが重なるならそれも移植してOK。 あとはネズミ算のように増えていきます。時期的には雨の多い季節のほうが楽。 3月~10月ぐらいかな。

その後の管理については「まめに踏む」です。これによって草丈はあまり伸びてこずに密度が濃くなるだけ。そして雑草が生える隙間もなくなってきます。 花は春から秋にかけて咲きますが、 種はできませんのでこぼれだねはありません。 冬はいったん枯れますが汚く散ったりはせず色が茶色に代わる感じです。 品種はK5がおすすめ花の量はSに比べ半減しますが緑を保つ期間は1月ぐらい長いです。

【クラピアの雑草対策】

とはいっても「まめに踏む」ができなかったり、 追いつかなかったりで雑草が生えてきたときは除草剤です。 アージラン系の除草剤ならクラピアには大丈夫です。 ついでにだいぶクラピアが成長しているならグリホ系も少しぐらいかかっても大丈夫です。すぐに復活してきます。

【クラピアを枯らす方法】

残念ながらクラピアを枯らす時に使う方法です。 一番てきめんなのは「グリホ系」の除草剤をしっかりまくことです。 だいぶと成長していると2~3回に分けて枯らしていきます。

こんな風にまあ本気出さなくても1シーズンに畳一枚=1株で増えていくんで芝生より楽ですよ。

ほなまたね

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