中古ログハウスのチェックポイント (住んで解ったメンテ編)

中古ログハウスのチェックポイント (住んで解ったメンテ編)

幸せな家庭というものは個々の価値観によるが笑顔がいつもある家だと思う。

夫婦で笑い、親子で笑い。私は父親として、夫としてこの笑顔が続くように愛し、そして妻の

笑顔が続くように愛し敬い、いつまでも手をつないでいけたらと思う。

そうこの夏めでたくクワガタムシをペアで捕まえ飼育し、交尾も観察でき、ふと子供が言った

「とうちゃんうちがクワガタムシでいっぱいになったらどうする?」と

子供の豊かな想像力に微笑みながら、私はこの関係がいつまでも続くといいなあ反抗期なんか

来ないでくれと心の中で願った。そんな幸せもガラガラと音を立てて崩れ去っていく

そんな言葉が息子の口から発せられようとは夢にも思わなかったのだ。

「とうちゃん!じゃあママがいっぱい増えたらどうする?」

何?ママ?この清廉潔白な私に愛人をいっぱい作れというのかこの息子は?!

いやそれは嬉しい。でも経済状況と環境がそれを許さない。いやもしかしてママが増殖すると

いうことなのか?そうしたら寝るとき4歳になってもおっぱいを触って寝ている息子は

おっぱいがいっぱいになって幸せなのか?と頭の中でぐるぐるしていると、

「ママいっぱいなったらいっぱい怒られるから困るな!」と「そしたらとうちゃんもいっぱい

怒られるな!」もう私は「そうなったら二人で山の中で暮らそうな」と握った手を強く握るしか

できなかった。

そんな感じのメンテナンス編です。

え~っとメンテナンスなあ。そうそうメンテナンス。もうね家の中どこへ行っても「嫁がいる」

そんなことを考えるとメンテナンスほっぽり出してとりあえずバルサン焚きたい。

でもメンテナンスな!大事やでそこ。下らん話で677文字使ってしもた。書ききれるかな?

長い文章って読むのめんどくさいしなあ。って書いてるまに721文字だと?

よし長いからさっといくで

「ボルト締めろ!」「外壁塗れ!」「建具の調整覚えろよ!」  以上!!!!

 

 

ってわけにもいかないので長々となりますがお付き合いください。

ログハウスのメンテナンスは基本他の住宅と変わらない。違うのは自分でもわりとできるって事。

家の外壁は形状的に建売よりは塗りやすいだろう。塗料も手に入りやすい。東西南北一年に一面

そんなやり方で充分である。そうすれば年に一日確保できればできなくはないし、足場が必要な

場所も限られてくる。煙突工事も屋根も外壁も足場が一番費用が高い。

塗料はピンキリだし好みもあるので割愛しますが、その際にセトリングボルトも閉めて回ればよい。

中古ログという限定にすると購入後締めてひと月間隔で3回も締めれば充分である。

さびて回らない場合は閉める方向に叩いてから556を塗ってしばらくして回す。

 

木に関しては家の内側内壁に当たる部分これは放置で大丈夫。床面は普通の家と同様。

何なら汚い部分はメラミンスポンジやヤスリですぐに新品同様になる。

そこに蜜蝋ワックスがあれば最高。

木よりヤニが染み出てきている場合は冬場寒いときに処理する。スクレイパーでとっても良し

細かいヤニならコロコロでも取れてしまう。タバコのヤニじゃないよ。タバコは控えましょう。

 

あとは建具。建具の中でも窓・ドアなどはログハウスは特別な付け方をしています。よく見ると

縁に板が貼っているはず。トリムボードと言います。木の収縮で開口部の高さが変わるため

極端に言うと窓枠とログ壁の間に隙間が空いています。その隙間に断熱材を入れトリムボードで

蓋をしています。そういう風に取り付けないと窓・ドアがひしゃげますよと。

なのでこういう取り付け方をちゃんとしてるログハウスはあまり不具合が起きません。

建売によくついてある木製風の窓・ドアこれがセトリングスペースもなく取り付けられている

ところが危険です(少なくとも一回部分なら5~10cmはスペース取ってます)

なので建具の調整はいろんなサイトに載っていますがログハウスは枠のゆがみも確認です。

 

ちなみにこのトリムボードを開けるとなかなか香しい世界が広がっています。

メンテナンスは多岐にわたり基本最低限なとこだけ言うと

「ボルト締めろ!」「外壁塗れ!」「建具の調整覚えろよ!」なのですが

やればやるほどDIY魂があふれてきてあれもこれもとなってしまいます。

「とうちゃんがいっぱいに増えたらいいのに!」

 

ほなまたね