我が家の地震対策についてちょっと真剣に考えてみる①
- 2018.07.08
- ログハウス
個人的に地震予知は好きである。
好きであるという表現もどうなんだかと思うが、 いろんな予知サイトをめぐることも好きである。 根底には阪神淡路大震災の時に被災地にいたことがあるのだと思う。
あの後からだろうかインターネットが普及してきて素人や学者がいりまじって地震予知が目立つようになってきたのは。
ただ予知夢や占い系は信じていない。
あるのかないのかはよくわからないしUFO並みにあればいいなあとは思うのだが。 地震雲も半信半疑。 地震前だけでなく通常でも出てしまうなら何ともかんとも。 ただ大地の動きには可能性を感じている。 断層であろうがプレートであろうが力がだんだん加わって 結果大きく動いてしまう。 ここは事実だろう。
ということで一般社団法人地震予兆研究センターのサイトは一見の価値ありだと思う。 いろんな意見があるだろうがデータはデータで数字として出ているので他意はないだろう。 どちらにせよ「地震=生活への不安」なのだからもう一度本気出して地震が起こった時のことを自分のこととして考えてみようと思う。
我が家で最悪の地震となるとやはり南海トラフなんだろう。
世界が壊滅して本当のサバイバルまで想定すれば無敵なんだろうがきりがないんで、 条件を南海トラフ地震の最悪条件にすると津波は11m震度7となる。 ライフラインはおおざっぱであるが 同じ津波型の被害とするなら東日本大震災で電気は1週間、 水道は3週間、 ガスは5週間のようだ。 津波は職場やちびの学校で変わるのだが幸い耐震性、津波高さの条件においてもオールクリアだ。 自宅ももちろんOKうちはちょっと涼しい標高60mにある。 でうちが震度7に耐えうるかだろう。 阪神淡路大震災や東日本大震災そしてこないだの熊本地震。 ログハウスの全半壊は限りなく少ないそうである。
基礎が壊れてしまえば元も子もないがこれを聞く限りはなんとか地震があっても家の中の地震対策グッズは取り出せそうだ。 一時は庭に別に倉庫を作りそこに置くべきかと思っていたが、 いったんは家の中でよさそう。 ここからは家は崩れない(住める状態)で考えていってみる。 そして幸いログハウスなので家具はすべて簡単に固定することができててOKである。
(追記:書いていたら自分でなるほどと思ってきたので今できていないことは赤字 出来ていることは青地で記入しています)
まずは揺れああと。
昼間なら各々が組織の指示に従って動くだろうから、夜間家の中とする。 あっでも夜中に地震あったら眠いし酒も残ってるから朝にしよう。 ほな6時で。揺れ終わって動けるようになった時はまずは安否確認。
嫁さんと子供である。 まあ子供は震度10でも起きないはずなので、 おそらく台所の嫁さん。 食器の落下やもしかしたら窓ガラスが割れているかもしれない(窓ガラスに飛散防止フィルムを張っておこう) なるほど書いているとよくわかるものである。 そして台所なら火傷をするかもしれない。 助けに行かなくては。
こんな時は安全確保しつつ靴が必要である。 うちには1000円程度の安全靴夫婦分とと子供の上履き(大き目)が寝室に新品で置いてある。 これは災害を見越してつねに置いている。上履きが大き目なのは今のがきつくなった時交換するため。 そして火傷していたらとりあえず流水!ってなるんだが水が止まっているかもしれない。 ちょっとまってググってきます。
・・・・おまたせ。流水がないときはとりあえず冷蔵庫の飲用にたる飲み物で洗う→ラップする→濡れタオルでくるむ→保冷材で冷やす。 だそうだ。 よしつぎ! 家族の無事を確認したらまずは風呂場の水道をひねろう出ようが出まいがひねっとく。 ためれたらラッキーだ。 これはトイレとかもろもろ用に。
まずは水の確保である。 飲用水は1人一日3リットルらしいこれを備蓄する。 すぐに自衛隊が来るだろうとかあってもやっぱり三日分は確保しときたい。 3日×3人×3ℓ=27リットル。 さすがに2リットルペットボトル14本は邪魔なんでうちは2ℓ6本入り箱を2ケースである。これは一年に一回一箱買い替える。 防災用ではなく普通の水である。 そのうち消費期限が許すなら3箱にしよう。 そしてエコキュートにも水が入っている「非常用取水栓」は是非確認しておこう。 そして計画中の雨水タンク200ℓもあるはずだ。(材料そろってるんだから早く作れよ俺) そして近所に川も小川もあるので非常用のストロータイプの浄水器があってもいいかもしれない。 1500円で10ℓぐらい行けそうだ。 まあこれで三日どころか1週間いけそうな感じ。 飲用は初めの三日分があって非常用ストローまであるなら給水車が来るまでは耐えしのげそう。 そうだ給水車に水をもらいに行くのに蛇腹式の給水タンクが欲しいところだ。うるまが使えないときのことを考えると台車も欲しいが内には猫車があるのでとりあえず良しとする。
次はガスなんだが、 うちはオール電化なので鍋用に置いているカセットコンロについて考えてみよう。 かのイワタニさんによるとうちはどうも一日一本でよさそう。 これは電気が一週間で復帰するなら一週間分でよさそうだ。ストックとしては3本パックが残り二つになれば1パック買うことにしよう。
で問題の電気なんだが使う機会が多いし、あればあるほど便利なので順を追って最低限から考えてみよう。 まずは灯りとスマホ(携帯電話)の充電である。 灯りに関しては充電式乾電池で使えるものが我が家には9個と結構充実。 これは別に地震用にと考えたわけではなくかわいいランタン風のものや押し入れ内のライトなどが自然と充電式乾電池対応になっている。 充電式乾電池に切り替えて暮らしている間にこうなった。 もちろん懐中電灯も存在する。 その充電式乾電池を災害時以下に充電するかであるが、 これは充電器本体が100Vコンセント・車のDC12・ USBでの給電に対応したい。 ところがこれがなかなか無いので AC&DC充電器・USB充電器は別にそろえる必要がありそう。 USB充電器には合わせてアウトドア用のソーラーパネルとモバイルバッテリーも用意すればOK。 これで灯りとスマホは大丈夫。 一応手回し充電もできるラジオもあるんだが電波が届く限りスマホのほうが情報収集に便利だろう。 LINEで安否確認もあるし、伝言ダイヤルでの生存情報発信もおさえとく。 そして停電の場合はブレーカーをすべて落としておこう。 大きいほう小さいほうも全部だ。
次は近隣の被災状況の確認。 停電は?山崩れは?家屋の倒壊は?となるがここは余震に気を付けたい。
阪神淡路大震災の時もベッドで飛び起き停電の真っ暗の中何とか部屋を出ても真っ暗だったこと、 その次の記憶は停電が復旧し何とかテレビをおこしニュースを見ると神戸は火災が発生していたことを覚えている 。30分以上暗闇の中をさまよっていたのだろう。 今思えば地震の備えなんて何も考えていなかった。 津波や火災が起きていたとするならば懐中電灯と靴が枕もとになかった私は死んでいたのかもしれない。 つづく
ほなまたね
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