大型直撃台風と停電三日間 そしてモバイルバッテリー
- 2018.09.20
- 時事問題・ニュース
※なんだかたくさんの方が見てくれている記事なので加筆修正しました。あわせてこちらも参考になれば。「発電機で停電でも家の照明や冷蔵庫をつける」「夏の停電対策と台風一過の後片付け」
こないだ台風に関してブログ書いたのもつかの間。 もっと強烈な台風が来てしまった。
さて大型台風が直撃して72時間もの停電を食らった時の体験談と対策の備忘録をまとめておこうと思う。
2018年9月4日に近畿地方を襲った台風21号には昼前から和歌山県を暴風域に巻き込み午前11時ごろに停電を発生させて
その後7日の14時まで実質75時間の停電を我が家にもたらせた。
今回の台風は大雨の被害よりも強風の被害が大きかった。
これに大雨が重なってれば確実に山崩れも起きていただろう。
はてさて三日間に及んだ台風による停電だが起こったことと対策案を記録しておく。
まずは明かりの確保である。 これは常日頃の対策とエネループの予備と充電で賄うことができた。
そしてUSB機器の充電。おもにスマホになってくるがこれをまかなったのはモバイルバッテリーである。
いつも10000mAのモバイルバッテリーを車二台につけっぱなしにしている。(前回の記事)
これは出力が三か所あるのでUSBハブとしても車で活躍中である。これでスマホとプルームテックの充電はしのげた。さすがに三日と続くとモバイルバッテリーの充電が追い付かなくなってくるが
会社のAC電源で賄った。 今回の経験を踏まえれば乾電池式のモバイルバッテリーも必要に感じている。
次は暑さ。これはぎりぎり持ちこたえることができた。日中は仕事、保育園ともに行くことができたし夜間はぎりぎり寝ることができた
だがあと1℃でも気温が高かったり台風の残り風が早くおさまっていたらと考えるとぞっとする。少しだけモバイルバッテリーでDC卓上扇風機を使ってみたがいざとなれば人数分必要かもしれない。 クーラーは我が家は不要なので考えずにおこう。
こう考えるとスマホの数と寝る人数分モバイルバッテリーが必要になってくる。我が家は楽天のセールで10000mAのものが1000円だったときに三つ買っていたのだが普段でも1500円ぐらいで売っているので購入しておいて台風なら予測がつくので充電しておいていいのかもしれない。
ただ我が家のモバイルバッテリーは2A出力のUSBにつないでもおよそ6時間ほど満充電にかかることを覚えておく。
そして今回新たな発見があったのはエコキュートである。 断水時に中の水が使えることは分かっていたのだが、
今回はなんと三日間はお湯が使えたのである。我が家のエコキュートは東芝。 そういえば省電力のために保温効果も高めてあるはずだが
私とちびが水シャワーを頑張って浴びていたというのに妻だけはお湯を十分に使っていた事実が後々判明。
説明書を読んで調べてみると確かに書いてある。エコキュート本体と水栓の高さの関係もあるかもしれないが覚えておこう。
そして大変だったのは冷蔵庫。何せ三日間である。 さすがに保冷材だけでは追い付かなかった。 しかしパンパンにつめていた冷凍庫は
二日は確実にカチコチだったし保冷剤で冷蔵庫も保てていた。 さすがに三日目はもう駄目だと妻と予定を合わせ会社を早上がりし
すべての食材を調理と廃棄に分け、冷蔵庫と冷凍庫の引き出しをたまにはと一生懸命洗いふと休憩すると電気が開通。
タイミングがいいのか悪いのか。 まあこれで真夏でも50時間程度ならもつことが判明したのでよしとしよう。最新の真空パネルのものならもっと持つかもしれない。
いずれにせよモバイルバッテリーである。 かなり役に立った。 許可を得てだが「電気を借りてくる」ということができた。 充電に時間がかかるがやっぱり必需品である。
余談なのかもしれないが「来るべき南海地震に備える」べき和歌山県で回りの多くの人が「ロウソク」や「カセットコンロ」「懐中電灯・ランタン」を持っていないことに非常に驚いた。 10000円あればそろうのだからぜひとも購入しておきたいものである。
ほなまたね
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