プロ野球新球団と甲子園高校野球。 戯言の巻
- 2018.07.20
- 時事問題・ニュース
今回の日記は個人的な戯言でございます。 野球に興味のない方はスルーしてください。
私の住んでいるところは夏の高校野球予選がテレビで1回戦からやっている。 高校の数がそもそも少ないからできるんだろうが、 出身校だったり、近親者だったり、近所だったりすると応援したくなるのも分かる。 大阪に住んでた時はテレビ中継はベスト8ぐらいからだったかな?
昨日は部員が11人しかいなくて怪我とかで試合出場できるのは9人です!っていう通信高校も出ていた。 うちの子供も保育園や地元イベントにテレビ局が良くくるんでもう年の数ぐらいはテレビに出ている。 地方ならではのことだろう。
だがこの高校野球地方予選から甲子園に行ける球児はおそらく全国で900人ぐらい。 全員が3年生ではなかろうが高卒でプロ野球へ行けるのは30人前後である。 桑田真澄も言っていたが「東大に入るより難しい」ようだ。 毎年高校球児は50000人ほどらしいがこの中からプロに入るのは0.06%である。すごいな!としか言いようがない。 2-6-2の法則でいうなら50000人中10000人が真剣に野球をやっていて、さらにそのうち2000人が「野球のうまい選手」さらにその400人が「野球で人生を設計できる選手(大学・社会人など含む)」。 そしてさらに80人が「プロ野球選手」。あながち間違った数字ではないなあ。(一球団当たり6.66人)
2-6-2の法則はサラリーマン時代から使ってきたがここでも発動している。ちょっとびっくり。
話は変わるが私プロ野球大好きである。 大阪に住みながら巨人ファンだったのだが、 まあ両親は地方出身だったので珍しくはない。 大阪はみんな阪神ファンみたいな伝説があるが、学生時代の体感ではクラスの半分程度。 四割は巨人ファン。 残りは阪急とか近鉄とかのこだわり組。(なんて昭和な) そもそも阪神タイガースは「大阪タイガース」の名を捨てた時点で大阪でなくない? まあ好きな球団なんて言うのはもともと地元対抗みたいな感じで来てるのだからそれは構わないが。
小学校のころなぜかチケットが回ってきて巨人阪神戦のデーゲームに巨人の帽子をかぶって阪神電車に乗り観戦に行ったことがあったが、 今となっては親が「子供だけで大丈夫か?」といった言葉の裏には、巨人の帽子をかぶって甲子園に行くなんて自殺行為だわ!っていう思いもあったのかもしれない。 現代では吉野家ですら甲子園店はオレンジじゃなくタテジマだそうな。
戯言なので話はそれにそれているのだが、 ホリエモンの時もそうだったがZOZOタウンの社長の新球団には大賛成である。 細かい数字は知らないが、 北海道・東北は日ハム・楽天のおかげで野球少年の人口比率は実は増えてないだろうか? 巨人ファンの比率はおそらくだいぶんと減っているだろう。
野球少年が増えるということは将来の「お金を使ってくれる」野球ファンが増えるということである。こんな感じでもう少し地域に、地方に密着した球団が増えればもう一度サッカーから少年たちを取り戻せるかもしれない。 幸いサッカーもまだ全国展開ではないようだ。 さらに地方に球団を増やして、仮に政府提言のように16球団にすれば2-6-2の逆説で行くと毎年高校球児は66666千人と3割増しになる。
地方のプロ野球本拠地となると設備が悪そうだが、 サッカー観戦に比べると観戦条件は良いような感じを受けている。 なんせサッカーは休みがない。 設備もそんなに整ってはいない。 集客力としては弱いのかもしれないが今のプロ野球は変な方向にコストがかかっているような気もするのだ。 例えば甲子園と東京ドーム。 建物を見ればコストの違いは一目瞭然である。 そこまでコストをかけなくてもファンなら見に行くと思う。 ヤフオクドームで500億かかったそうな。 50年持つとして年間10億主催が72試合なら1試合1400万。 年間割10億+維持コストはおそらく500億の3%の15置くぐらいはかかりそう。 維持費も考えたら絶対に元は取れなさそう。
そして試合開催。別に週6ペースで7か月試合せずとも週4~5で前後1か月延ばせばいいでなかろうか。選手の体力負担もケガも減るかもしれない。 野外球場の雨天中止なんかの調整もしやすそうだ。 そうなれば日本シリーズは12月になって盛り上がることこの上なしである。 そして二軍戦。 一軍とほぼ同じ日程を組んで「前座」でやるわけにはいかないんだろうか?そのほうがファンとしては嬉しいのだが。 もしくは社会人野球や、U18日本代表の練習試合、またまた女子プロ野球の試合があっても非常に楽しそうである。 観戦時間が6時間平均になりそうだが。 前座は延長なしで7回まででもいいかも。
いずれにせよプロ野球はもう少し地域密着にそして小さくなっていいんではなかろうか。どうせ「球団経営で儲けよう」という意識は少なそうだし。 好きな球団の応援ももちろんそうだが、思い入れのある都道府県の高校野球のほうが盛り上がる。 小さくしてしまえば必然的に選手年棒も下がるだろう。 高い年棒で連れてくる外国人選手もいらなくなるかもしれない。 そのほうがオールスターも侍ジャパンももっともっと盛り上がる気がするのだが。 広島カープがいい例だとは思う。 流行りに乗った感じでマツダスタジアムも豪華になったようだが、昔の球場で屋外に地元飲食店のショップブースを作ったほうが地域経済には良いのかもしれない。 他地方のファンが5000~10000人程度来るのであれば立派なイベントになる。
なんて独り言を言ってみました。
ほなまたね
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